お久しぶりです&「13階段(著:高野和明)」読みました

さあ、誰にも読まれていないブログを掘り出しました、こじたです。

友人の命令で本の感想を書こうかなぁなんて思います。

 

最初に私がこの本を読むに至った経緯を説明します(唐突)。高校の読書家である先生から同著による「ジェノサイド」という小説を勧められたのがきっかけでした。

実はこの本13階段とはまた毛色が違う本なのだそうで、しかも上・下巻があるというそれなりの長編であります(お察しの通り執筆時未読)

 

さて、人が新しく本を読むときは大きく分けて2パターンあります。1つは本屋を歩き回るなどして自分で見つけ出すパターン。これはする人しない人分かれると思います。私は週に二、三回学校帰りに本屋へ足を運んでいます。そして二つ目は、人から教えてもらうパターン。電車の広告やア〇ゾンのランキングなどもこちらになります。こっちは皆さん一度はやったことがあるでしょう。

私が本(主に人から勧められたもの)を読む場合は、作者のいわゆるデビュー作やヒット作を先に読むようにしてるんですね(もちろん例外はありますが)。特にこれといった理由は無いので、小さい頃からの習慣とでも言いますか。「マチルダは小さな大天才」を読むときはチャーリーとチョコレート工場を読んだり、「フォルトゥナの瞳」を読む前に永遠の0を読んだりしました。あんなに話題になっていた「永遠の0」が数年前まで未読だったのも珍しいですが…

前置きがかなり長くなりましたね、話も明後日の方向へ走りまくっていましたし。そんなわけで私は13階段を読むことになったのです(早くジェノサイド読みたい)。

読んだ本について何か書くっていうのが小学校の読書感想文以来なものでして、あの頃は面白かった感動した等と書いておけば褒められて良かったです。なので稚拙な文章でございますがもう少しだけお付き合いよろしくお願いいたします。

 

まず物語の大雑把な説明でもしましょうか。三上純一という二年前に殺人をした青年が、彼の懲役していた刑務所で刑務官をしていた南郷正二というおっさんと組んで木原亮という死刑囚の無実を晴らそう!というお話となっています。この作品の何がすごいって色々な人間がちょこちょこ出てきてあまり喋らないくせにそいつが何を思っているのか読者に理解させちゃうところでした。保護司のおばさんが主人公に助言したとき「私は推理小説が好きな性分なんでね」(厳密には違う言葉遣いたったかもですが)という一言で済ませるあたりなど感動しました。これは巻末で宮部みゆきさんもおっしゃってましたね、、、、パクったんじゃないですよ!本当に思いましたよ!!

あともう一つ、ラストでそれまでの僕の予想してた終わり方を二回三回とひっくり返してくれたところですね。やはり考えてもいなかったことをバンッとしてくれるエンターテインメント性のある作品には惚れますね。これぞミステリーだなあ、なんて読み終わったときに思いました。

 

ネタバレをして良いのか悪いのかよくわかりませんでしたので今回は私の感想をまんま書き連ねる形となりました。今回この記事を書くにあたってわざわざ(と言ってもPCでログインしただけですが)ブログを開いたのでせっかくなのでこれからも本を読み終わる度に更新していこうかな、なんて思います。十冊、二十冊とやればそれなりに上手く書けるようになりそうですしね!

 

そんなわけでこれからもよろしくお願いいたします。失礼いたします。

—平日の午前中、数学の授業を聞き流しながら

 

13階段 (講談社文庫)

13階段 (講談社文庫)